「人生100年時代」と言われて
もうかれこれ5年・・・
そう言われ始めてからの
コロナ禍など 予想外の変化に
「長生きするのが怖い」なんて
感じることも
しかし!
先々を憂いていても始まりません
だって
人は誰でも もれなく
いつか死にますから・・・
それは
何万年前からずっと
変わっていない事実
だからこそ
どう自分らしく生き抜くのかに
目を向けることが大事
・・・ということで
こういう時こそ
自分らしく生きた方を知ることで
何かヒントを掴めるはず
今回は
グランマ・モーゼスこと
アンナ・メアリー・
ロバートソン・モーゼスさんについて
ご紹介したいと思います
実は 今までまったく
グランマ・モーゼスさんのことは
存じ上げなかったんですよね
今年の5月末のこの記事!
なんといっても
「75歳で油絵」という見出しに
目が釘付けに・・・
掻い摘んでご紹介すると
米国のグランマ・モーゼスさんは
超遅咲きの画家
75歳で初めて油絵の筆を持ち
80歳で画家デビュー
101歳で亡くなる直前まで
描き続けたそう
これは もう 興味津々!
さっそく ネットで検索
この2冊を取り寄せ読んでみました
こちらは
モーゼスさんの絵と自伝
そして絵本としても読める本
この絵を見た瞬間
何とも言えない暖かさ
そして 行ったことないのに
懐かしい感じ
人柄がわかるような作品です
そして こちらは
モーゼスさんが書いた自叙伝
モーゼスさんは
1890年9月7日に
ニューヨーク州東部グリニッチで誕生
その歴史が
本人の文章で書かれています
子ども時代のこと
時代が時代ですから
リンカーン大統領の死の話や
結婚され移った南部の
その当時の様子などなど・・・
確かに 文章としては
作家とは違って
上手ではないかもしれません
しかし その時の状況
またその暮らしぶりが本当にリアルに
伝わってくるものです
読んでいて
とにかく 今出来ることを
精一杯やるという正直な姿勢が
絵に反映している氣がします
とにかく
彼女はただご主人の帰りを待つ
また ご主人に
経済を委ねる人ではなかった
農作業 家畜の世話 子育て 家事
普通の暮らしをこなしながら
お金を得るために自分に出来ることを
常に 考え 実行してきた方です
それが 収穫物から
時には ポテトチップス
ジャムやバターなどを作り
食料品店などに出荷
常に 「今自分に出来ること」を考え
トライしてきた方
それが 油絵になっていくなんて・・・
なんでも
若い頃は 刺繍絵を作っていたそうで
孫たちに 近所の方に
プレゼントしていたそうです
しかし
70歳の頃には
リュウマチで
手指の自由が利かなくなった
それを見ていた妹から勧められたのが
ペンキ絵
刷毛を握ってペンキを板に塗ったら
目の前の田園風景が自由に描けた
それをきっかけに
75歳になって
油絵の絵筆と絵具を購入
合板に始めて描いた油絵の風景画を
自作のジャムなどと一緒に
ドラッグストアで販売開始
それがなんと3年後
78歳の1938年
通りかかった美術収集家が見つけ
即 購入したことが
大きなターニングポイントに
それから
ニューヨーク近代美術館に出品したり
画廊でも個展を開いたり
それが
米国だけでなく
ヨーロッパ各国にも紹介され
亡くなる1年前の1960年には
ニューヨーク州の知事が
モーゼスさんの誕生日を
「グランマ・モーゼスの日」と制定
それくらい
アメリカでは有名な画家に
亡くなったのは
1961年12月13日
101歳
約1600点以上の作品を描き
亡くなる直前まで描いていた絶筆は
「虹」という作品
自叙伝は
いつ書かれたものかは
定かではありませんが
その文章の中に
常に前を向いて
進もうとする姿を見ます
「もし絵を始めなかったら
私は鶏の飼育も
やり出したのではないかと思います
今からだって 出来ると思いますよ」
「私は 揺り椅子に座って
誰かの世話を待っている生活なんて
大嫌いなんです」
そんな言葉から
生きることは
いくつになっても
自分に出来ることを
考え やっていくことなのかもしれません
本の締めくくりの文章は
まさに 彼女からの
大きなヒントとエール
「人生とは
私達自身が創るものなのです
常にそうであったし
これからもそうあり続けることでしょう」
いかがですか?
「もう歳だから」「忙しい」なんて
言い訳しないで
自分に出来る事 やりたいことを
チャレンジしたいものですね
そんな想いを
タロットに込めると・・・
ワンドエース
【冒険しよう】
歳を重ねるといつも同じが安心
だけど 心は動かなくなる
だから 新しいチャレンジしよう
「いつかやろう」を今やる
「もう無理」をすぐやる
「誰かがやる」を自分がやる
人生は冒険
わくわく どきどき 楽しみましょ★
75歳で油絵を始めたという
グランマ・モーゼス
もちろん それまでも
絵が好きで上手だったり
刺繍絵を作成していたという
素地はありますが
人は 状況によって
開花できるものですね
私も まだまだひよっこ 笑
まだまだ 頑張りまぁ~す!
*VITARIE「今日のタロット」毎日更新中!
*【YouTube】ビタミンタロットチャンネル
*【kindle】絵で見て学ぶタロットカード大アルカナ編