スペインの有名な建物
サグラダファミリア
2005年には
世界遺産に登録され
着工から140年経つ今も未完
しかし
その独創性は
世界中の人々を魅了し続け
私も魅了された一人です
今回は
東京国立近代美術館で始まった
「ガウディとサグラダファミリア展」を
ご紹介したいと思います
ところで
サグラダファミリアはまだ未完成
それゆえに
本当に完成するのか?
それを見届けたい想いにかられる
そんな魅力もあるように感じます
さて
サグラダファミリアの建設着工は1882年
なぜ140年以上も
完成しないのでしょう?
その理由としては2つあるそうです
1.資金不足
建築費は
信者からの寄進や入場料で
まかなわれているそう
そのため
たびたび資金難に陥り
建築が中断したことが
大きく影響しているそう
2.明確な設計図が存在しない
えーっ!?そんなことってあるの?
(・・・という辺りは今回の展示でも
色々紹介されています)
なんでも ガウディが残したのは
スケッチや実験模型
彼の死後弟子たち作られた図面など
資料があったそうですが
それもスペイン内戦で焼失
その後もなにせ
直線や直角が使われてない
複雑な形状ゆえに
困難を極めたとこのこと
新しい部分を作ると
同時に補修をせざるを得ない建築状況で
当初は 完成に300年以上要すると
言われていたそうです
が 3Dプリンターやコンピューターなど
近年のIT技術のお陰で
時間短縮ができたこと
そして
世界中からの注目されることで
観光客が増加 寄付も集まり
資金も潤沢になったそう
そんな進化のお陰で
コロナ禍で工事が一時中断したものの
2020年秋には再開
2021年12月には
聖堂の中央の6つの塔のうち
頂点に星を頂くマリアの塔が完成
そして 2022年12月には
4つの福音書作家の塔のうち
ルカとマルコの塔が完成
残るマタイとヨハネの塔は
2023年11月に完成予定
さらに
聖堂の最も高い塔 イエスの塔は
2026年に完成を予定
そんな完成が迫ってきた
この時期だからこそ
サグラダファミリアの建築の軌跡が
たっぷりと展示されています
写真撮影OKの部分もあるので
ほら!
彫刻も
建物の詳細も
知ることが出来ます
そして 今回は
建築家 ガウディさんについても
色々知ることができます
たとえば
聖堂の形状や彫刻など
ガウディさんは
いろんな実験をして
現在のような形にして行ったそうで
そんな実験の様子等も
垣間見ることができます
それにしても
今回気になったのは
ガウディさんは
二代目の建築家だということ
サグラダファミリア建築着工の翌年
1883年に就任
えっ!?じゃ初代は誰?
どうして ガウディさんになったの?
なんだか
その辺りが気になって
ちょっと調べてみました
なんでも
初代の建築家は
フランシスコ・ビリャ―ルさん
当初は無償で
設計を引き受けたそう
1882年に
ビリャーレさんの設計で
着工したものの
1883年には
発案者のボカベーリャさんと
建築家&デザイナーの
ジョアン・マルトルさんが
予算オーバーを訴えて大反対
この意見の食い違いで
ビリャーレさんは辞任したそう
そこで白羽の矢が立ったのが
ガウディさん
その時 弱冠31歳
まだ5年の経験しかなかったそう
なんでも
弟子の中でも最も
才能を感じていたマルトルさんが
声をかけたそうです
そして
その大きな挑戦に挑んだ
ガウディさんは
悩みに悩みながらも
ビリャ―ルさんの計画とは
全く違った計画を作り上げたそうです
そのお陰で
今のサグラダファミリアが
あるわけですね
いや~ そのことを知って
思わず浮かんだタロット
ペンタクルⅢ
当初は 3人が協力し合い
聖堂を作る予定だったのに
ペンタクルⅢR
意見が割れ 揉めて決裂
だからこそ
今のサグラダファミリアが
生まれたなんて
一世一代の揉め事に
バンザイ!
ガウディと
サグラダファミリア展の
最後に観られる
NHKが撮影した
ドローンを駆使した映像は
本当に素敵でした
ぜひ あなたもいかが?
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