「楽」という漢字
楽しい=たのしい とも読めますし
楽=らく とも読めます
しかし
「たのしい」は
るんるん 心うきうき
思わず笑顔になる感じ なのに
「らく」は
手を抜くようなイメージ
なんだかな・・・
ということで
今回は その違いについて
私のこの小さな頭で考えてみたこと
書いてみたいと思います
そもそも
「楽」という漢字を調べると
成り立ちには諸説あるようですが
元々は
どんぐりをつけた楽器の象形文字だとか・・・
お祈りの時に使われる道具が
始まりだとも言われています
なんでも
にぎやかな音で神様を楽しませることから
「音楽」や「たのしい」という気分を表すそうな
なので
意味としては
「音楽」のイメージから
音楽を奏でる 演奏する
たのしい こころよい たのしむ
そして
らく たやすい
そんなイメージも入るようです
なぜ?
「らく」「たやすい」=簡単的なイメージ?
そこで
小さな頭で考えたこと
音楽を「たのしむ」としたら・・・?
楽器を自ら演奏して「たのしむ」方法と
人の演奏を聴いて「たのしむ」方法
大きく分けると
その2つが考えられます
人の演奏を聴いて「たのしむ」方法は
聴いて 「たのしく」なったり
「こころよい」感じになって 癒されたりする
一方 自ら演奏して「たのしむ」場合は
上手になるまでは
もしかしたら 大変だったり 苦労したり
けれど 少しずつ出来るようになってくると
うれしくなって 「たのしい」
大きな違いは
演奏を聴いて「たのしむ」のは受動的
演奏を自ら奏でて「たのしむ」は能動的
どっちが良い 悪いではありませんし
物事によって違いはあると思いますが
あなたは 聴いて「たのしむ」派?
それとも
自ら演奏して「たのしむ」派?
私は 元々楽器の演奏をしてきたので
断然 演奏して「たのしむ」派
他のことでも
自らやってみたい体験派
能動的に「たのしむ」ことが好きです
演奏をしてきた経験からすると
なかなか上手にならない
壁にぶち当たり
やってもやっても出来ないことがあって
辛かったり 情けなかったり 悔しかったり
そんな苦い時期や経験をします
けれど
それが出来た時の快感って!
「うわぁ~ 出来た! たのしい!!」
何とも言えない感覚なんですよ
その体験があるから
また辛くてもトライする
そう
辛さも「たのしみ」のスパイスなんですよね
これって
音楽 楽器演奏だけでなく
どんなことでも同じ
受け身は
「たのしい」こともあるけど
どこか人事 評論家的
「たのしい」から
どんどん「らくしてたのしむ」が
当たり前になってくると
自ら何もしないのに
えらそうな事を言ったり 批評したり
挙句の果てには
文句ばかりつけたり
うまくいかないのは
周りの人たちのせいにしてしまうことも・・・
そう 「らく」したら
どんどん「たのしい」から遠ざかります
これって「自立」にも通じますね
色々助けてもらう
サポートしてもらう
それって守られている
それは有難いこと
だけど
それが高じると
どんどん「楽」につながる
そこでやっぱり
自分の力でやってみることって大事
確かに
辛い事 大変な事
たくさんあるでしょう
けれど
そこで学んで出来るようになる
=「自立」
だからやっぱり
自ら 決めて 経験して
責任を持つから
「たのしい」が倍増するんですね
そんな想いを
タロットに込めると・・・
ペンタクルⅨ R
自立する
助け 援助 後ろ盾は有難い
けれど
ずっと頼っていたら
ただの「楽」になっちゃうよ
だから
自立を目指そう
「楽」と「楽しい」は大きく違う
転んでも 躓いても 痛くても
自分で決めて 責任持つから 面白い
人生楽しみましょ
どうせなら
できるだけ
楽な人生が良いという人もいるでしょう
けれど
私はやっぱり
辛くても自らの力で
「楽しい」人生にしたいなと思います
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