あっちにフラフラ こっちにフラフラ
タロットの0番「愚者」の如く
色々な所へ行くのが大好きなこの私が
さすがに このコロナ禍で
約3年近く
大人しくしておりました
が!
ようやく 先日
久々に飛行機に乗って北海道へ!
今回の旅の目的は
1.ウポポイへ行く
2.北海道のワイナリーへ行く
3.古民家の宿に泊まる
この3つ
・・・ということで
3回に分けて
この旅のご報告をさせて頂きまぁ~す
アイヌ文化を伝える場所
ウポポイは
2020年7月12日にオープンしました
北海道の歴史を知るには
アイヌ文化は不可欠
今までも
平取町のアイヌ文化博物館や
阿寒湖にあるアイヌコタンへも行ったので
本当はもっと早く見学したかったんですよね
場所は 新千歳空港から
特急で約40分
白老駅にあります
駅から歩くこと約10分
見えてきました
ウポポイは広い!
さすが 北海道
なんと
札幌ドーム4~5個分だそうですよ
まずは 入り口
いざないの回廊
確かに アイヌの世界へ
いざなわれる感じで
いい感じです
そこを抜けると歓迎の広場
ウポポイPRキャラクター
「トゥレッポん」ちゃんがお出迎え
男の子かと思ったら
トゥレップ=オオウバユリの
女の子だそうですよ
それから
エントランス棟
入退場ゲートと続きます
ここから本格的な
ウポポイの始まり
この中には
楽器や調理体験も出来る
体験学習館
アイヌの舞踏など
伝統芸能を観ることが出来る
体験交流ホール
工芸家の実演が行われていて
間近に見学が出来る
工房
アイヌの生活空間を体感出来る
伝統コタン
そして
アイヌの歴史や文化を知ることが出来る
国立アイヌ民族博物館があります
中でも
国立アイヌ民族博物館の
基本展示室は
本当に勉強になります
アイヌ世界では
あらゆるものに魂が宿ると考え
動植物など
人間に恵みを与えるものは
カムイ(神)が姿を変えて
人間の世界にいると言われています
熊は「キムンカイム」
熊の毛皮や肉は
キムンカイムからの贈り物
そのカムイに感謝と祈りをし
お酒や歌 踊りでもてなし
土産とともに
カムイの世界へ送り出す
重要な伝統儀礼が
昔の歌にもあった「イヨマンテ」です
アイヌ民族にとっては
そんな大事な儀式
しかし
一時は「野蛮な儀式」として
イヨマンテ禁止通達が出たり
明治維新から
土地を没収されたり
アイヌ語を禁止されたり
迫害されてきた歴史を知り
胸が痛くなりました
アイヌの
「ものには生命がる」という考え方
動植物など
人間に恵みを与えてくれるものは
カムイ(神)が姿を変えているからこそ
過剰な殺生はご法度
それが
あらゆるものへの感謝の姿勢
これって
今 私たちが
取り戻さなければならない姿勢ですし
歴史をしっかり知ることで
差別なく共に生きていく姿勢につながります
ここへ来て
見学できて 本当に良かった!
そんな想いを
タロットにたとえると・・・
ペンタクルエース
それぞれの考え方を
歴史を 文化を
知ることを始めよう
それが
共に生きていくことへとつながる
このウポポイでは
アイヌ料理を食べることもできます
今回は
チェプオハフ=サケの汁物
ビール添え(って勝手に自分で添えました 笑)
あっさりとして塩味ですが
野菜のうまみがお汁に出ていて
お腹に優しい味わい
美味しかった!
またゆっくり見学して
他のアイヌ料理もたべたぁ~い!
・・・と すでに
リピートする氣満々の私で~す
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