長く生きていると
人間の力ではどうすることもできない
天の配慮を感じることがあります
今回は
そんなちょっとうれしい体験を
ご紹介しましょう
これ・・・
台湾ヒスイの指輪です
実は 何年か前に
水瓶ばぁーさんからもらったもの
なんでも
元々は
父方のおばあちゃん(=お姑さん)から
もらったという代物
実は 私は大のおばあちゃん子
父は6人兄弟の末っ子ですが
一緒に暮らしていました
幼少の頃は
これでも体が弱く
(誰?嘘つけー!って叫んだ人・・・)
腸重積という
腸が重なり壊死して
死んでしまう病気を患い
あと1日遅かったら死んでいたという
エピソードがあるほど
そんな死の淵?から生還した私は
怒らせると再発するとの診断もあり
蝶よ 花よと 我儘放題に
育てられわけです
そんな我儘に一番付き合ってくれたのが
おばあちゃんです
「理恵ちゃんのご用は 急ご用♪」と
歌うように 面倒を見てくれたり
いろんなことからかばってくれたり
それは それは可愛がってくれました
けれど 私が小学校1年生の時
ある朝 突然
亡くなってしまいました
そんなおばあちゃんを知っているので
水瓶ばぁーさんが
「これは あんたが持っていた方が
おばあちゃんも喜ぶから・・・」と
くれたわけです
そして 今年の5月
父方のすぐ上のお姉さん=伯母さんに
会いに行った時
伯母さんが
「私も もう歳だから・・・
これ あげておくわ」 と
引き出しから出してきたのが これ!
そう・・・
あの指輪とそっくりのペンダントです
「え? これおばちゃん もしかして?」
・・・と 出所を聞いたものの
御年87歳 ちょっとボケも入り
「どうしたんだっけね~」と 記憶が曖昧
けれど なぜか
「引き出しに閉まってたんだけど
他の人に渡ると嫌だから
今のうちに理恵ちゃんにあげる」と
力強く主張する伯母さん
こんな時は やっぱり
あの元気な水瓶ばぁーさんを頼るしかない
・・・って ことで さっそく電話で聞くと
「あぁ それ! 間違いない
おばあちゃんからもらったものよ」と即答
なんでも
ペンダントとリングの台湾ヒスイは
元々は 1つの石で
ばあちゃんの髪飾りだったとのこと
それを 伯母さんと水瓶ばぁーさん用に
2つに分けて
ペンダントと指輪に
それぞれしてもらったそうです
おばあちゃんが亡くなって47年目
その2つに分けたものが
巡り巡って ぞれぞれまた私の所へ
しかも 伯母さんにもらった日は
おばあちゃんの命日の10日後
なんだか 不思議・・・
きっと おばあちゃんが
私にプレゼントしてくれたんだな~
・・・なんて 思う今日この頃
こんな天の配慮を
タロットにたとえると・・・
ⅩⅩ 最後の審判
1つのものが2つになって
それぞれの道を行き
そして 今 また再び巡りあう
亡き人の想いと共に
ヒスイは 冷静さや忍耐力を養い
災いから守ってくれる石と言われます
そうか・・・
そそっかしい私に
冷静さと忍耐力をつけるために
おばあちゃんが
揃えてくれたのかもしれませんね
思わず 納得!
なんちゃって