「自分はなんてダメなんだ」なんて
つい 自分を責めたり
落ち込んでしまう あなた！
そんな悩み・・・
本を読んで軽くしませんか？
歴史を知れば悩みが吹っ飛ぶ！
・・・というコピーの
こちらの本
「歴史思考」をご紹介しましょう
この本の著者は
「歴史を面白く学ぶコンテンツラジオ」
ＣＯＴＥＮ ＲＡＤＩＯを発信している
深い龍之介さん
上記のコピー
「歴史を知れば悩みが吹っ飛ぶ！」に
思わず興味がむくむく
そして ポチリ！（ネットで購入）
面白くて 一気に読んでしまいました
この題名の「歴史思考」とは
【意味】
歴史を通して
自分を取り巻く状況を一歩引いて
客観的に見ること
【効用】
あなたを苦しめている「当たり前」が
当たり前でないことに気づき
目の前の悩みから解放される
そんな説明が
表紙をめくった所に書いてあります
帯の裏側には
「偉人だって悩んでいた」って
ピンクの文字で書かれていますが
それを読んだだけで
偉人も同じ人間だもんって
妙にホッとしました
この本には
色々な偉人が登場します
一人一人の人生を
事細かに書かれているわけではありません
が
そのかいつまんだ人生の話から
偉人も時代やその時の価値観によって
私たちと同じように
悩んだりしてきたことがわかります
たとえば
「１．スーパースターも凡人だった」では
新約聖書のイエス・キリストと
論語の孔子が登場
その中で この偉人を
一言で表したら
イエス・キリストは
「弟子に裏切られて処刑された
元大工の政治犯」と紹介され
孔子は
「逃亡生活に明け暮れ
愛弟子にも先立たたれ
絶望の中で生涯を終えた」と
書かれています
そう その共通点は
「彼らの人生はあまりうまく行かなかった」
ということ
けれど
当時の社会に迎合せず
自信の道を貫いたということ
それが後々
多くの人の手を経て波及
「新約聖書」も「論語」も
彼らの死後
かなりの時間が経ってから
後世の人達によって書かれ
伝わってきたということ
確かに
生きている時には
全く評価されずに
後世認められるという話は
イエス・キリストや孔子だけでなく
ゴッホやシューベルトなども
評価されたのは死後でした
そう考えると
自分の存在に劣等感を持っている人も
「そんなに急いで結論を出すのはやめましょう」って
作者は書いています
確かに・・・ですよね
それから
「３．人生のクライマックスは終盤に現れる」では
ケンタッキー・フライドチキンの創業者
カーネル・サンダースさんの人生が登場
この方も
６歳の時にお父さんが亡くなり
かなり苦労してきた人生です
しかし 驚くのは
１０代で家を飛び出し
驚愕の転職人生
しかも 時代に翻弄され
３度も破産状態になっています
１度目は
ガスランプ製造販売に大金を投入
しかし
時代がちょうど
ガスから電気に移り変わる時で大失敗
２度目は４０歳手前
世界恐慌で破産
なんと３度目は６５歳
それまで繁盛していた
フライドチキンのお店が
高速道路開通により
客足が一気に遠のき大赤字
全財産を失い お店をたたみます
その頃の平均寿命を超えた６５歳
人生の最終盤にして最大の危機
店を再度出すほどの体力もない
カーネル・サンダースさん
考えて 考えて 考えて
フライドチキンのレシピを売る
＝フランチャイズ化です
もちろん すんなり
上手く行ったわけではありません
が 徐々フランチャイズが拡大
今のように世界に広がったわけです
この方の人生で注目したいのは
社会の変化が大きな影響を与えている点
どんな時にも
時代の変化は付きもの
私たちも
このコロナ禍でけして良い状況ではありません
が それを社会や時代のせいにせず
カーネル・サンダースさんのように
しなやかに乗り越えたいものですよね
この本を読んで
大切だなと思うことを
タロットで表すと・・・
Ⅸ 隠者
時代が動こうと 社会が変わろうと
いちいち翻弄されちゃいけないよ
自分の信じるもの大切に
今 出来ることを
コツコツ積み重ねるに限る
真実は 本物は
いつか伝わりますよ★
今は ネット検索 動画にＳＮＳ
簡単に情報に触れられる時代
けれど
こんな時代だからこそ
原点回帰
本を読む時間作りたいものですね
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