判断基準を持つ

人生は選択の連続

何を選ぶのかって
重要ですよね

あなたは
どんな基準で選んでいますか

たとえば
自分のこと

小さなことだと
今日のお昼何を食べるか？
この洋服買おうか？　どうしようか？
今日の誘い　行くか？　断るか？

そんな時の基準は
何でしょう？

私は
自分の心が
「わくわく」する方を選んでいます

もちろん
今日のお昼何を食べるかだと
「最近　野菜食べてないから」
なんて考えて
野菜が多く摂れるものを
選んだりします

けれど
そんな時に限って
本当は食べたかったものを
食べている人が
そばにいたりして・・・

ちらちら　見ながら
「あぁ　やっぱり
　あっちにすれば良かった」なんて
後悔したりする

洋服も
「欲しい」と思ったけど
「この間も買ったしな」とか
色々考えて
一旦帰ることもあります

けれど
そんな時に限って
次の日買いに行ったら
無かったりして
すごい後悔することがあります

そんな風にならないように
まずは
心の「わくわく」度を確かめる

わくわくの度合いが
０から１０までだとしたら
今　どの度合いか？

その「わくわく」の大きさは
とても重要です

そう
まずは　右脳で捉えて
後から左脳で考える

たとえ
「わくわく」しても
小さな「わくわく」なら
左脳の理由付けでも収まります

さて　選択は
そんな
小さなことばかりではありません

仕事　や　恋愛
人間関係
大きな選択の時
あなたは
どうしていますか？

仕事だと
つい
損得勘定になったり
人間関係だと
ギブ　アンド　テイクで
付き合ったりしていませんか？

そんな時こそ
自分が試されていると
私は思っています

大事なことは
人として正しいかどうか
そういう
ブレない基準を持つこと

仕事だと特に
目先のことに囚われがち

広告でも
「必見！
　収入倍増の秘訣を伝授」
なぁ～んて
すぐ収入につながることを
うたい文句にしているものを
よく見かけます

しかし
そんな方法があったら
みんなやっていますから　笑

自分のためになることも
大事だけど
みんなのためになることかどうか
それが
最終的には
大切な判断基準になるのでは
ないでしょうか？

こんなお話があります
チキンラーメンや
カップヌードルの生みの親
日清食品創業者
安藤百福さん

試行錯誤し
苦労に苦労を重ね生み出した
インスタントラーメン
＝チキンラーメン

最初は　全然売れなかったのが
やっとの思いで大ヒットした時
安易に真似た
類似商品が次々発売
中にはコピー商品で粗悪のものまで

そうなった時
百福さんはどうしたか

怒り心頭！
意匠権や特許権侵害で
訴訟を繰り返したそうですが
その目的は？

普通なら
自分のため　自社のため
＝独占のためだと思うでしょ？

けれど
その訴訟合戦の目的は
粗悪なコピー商品の氾濫の阻止
即席ラーメンの販売独占をする気は
まったくなかったそうです

そのため
多数の会社と契約して
特許の使用許諾も与えました

それは
戦争の時
餓死者を見ていて
食の大事さを痛感したことが
大きな志に・・・

「世界中の人たちを
　お腹いっぱいに！」

そんな想いは
まさに
みんなが安心して
美味しく
手軽に食べられるもの
＝カップラーメンに進化

そのお陰で
私たちは
色々な種類の
美味しい即席ラーメンや
カップ麵を
楽しめているわけです

今の判断が
今後
どう広がるのか
みんなのためになるものか

そんな大きな視点を持つこと
そして
周囲にどう見られても
どう言われても
ブレない判断基準
持ちたいものですね

そんな想いを
タロットにたとえると・・・

Ⅴ　法王
判断基準を持つ

人生は選択の連続
何を選ぶかで未来は変わる
だから
判断基準を持とう
それは
損得ではなく
自分のためでなく
人として正しいかどうか
欲張らない
騙さない
みんなのためになるか
迷ったら
人の原点思い出しましょ

 

 

 

損得勘定や
ギブ　アンド　テイク
そんな考え方は
地の時代

みんなのために
そんな判断基準は
まさに　風の時代

考え方も
時代に合わせて
変化しなければなりませんね