目黒 白金台 幸せをつかむ恋愛占い×カウンセリング

タロットの奥を探るなら

タロットは
14~15世紀頃
北イタリアで
生まれたと言われています

ですから
聖書や宗教画との関わりも深く
タロットの中には
その聖書に出てくるお話が
元になっているもの
がたくさんあります。

だから
タロットの奥を探るなら

こんな本
読んでみてはいかがでしょう?

たとえば・・・

「Ⅵ 恋人」

神が創った人間
第一号のアダムと
その骨から創ったといわれるイブ
その二人が暮らす
楽園「エデンの園」が
描かれています。

神が禁じた知恵の実を
イブは
蛇に惑わされて
食べてしまい
アダムにも食べさせ
楽園を追放されます

その惑わす蛇が
ほら

ちゃんと
イブの背後の木にいますね

いつでも
「食べなよ~ 食べなよ~」と
誘惑していて
その危うさが
絵が描かれているわけです

そして

「ⅩⅥ 塔」
これは
「創世記」11章にある
バベルの塔の物語が
素になっています

人間が
町を有名になるよう
民衆のシンボルに
高い塔を建てることに決定

しかし
神は塔が完成して
人間たちが傲慢になることを恐れ
塔を壊し
二度と同じことが出来ないよう
人々の言語を別々のものにし
意志の疎通ができないように
したいというお話

タロットに描かれている
稲妻は
バベルの塔のお話には出てこない
タロット独特のものらしいですよ

さらに

「Ⅷ 力」
ウェイト版では
女性がライオンを
手懐けている絵になっていますが

元々は
旧約聖書に出てくる
「士師記」サムソンが
モデルといわれています。

千人をも
打倒した怪力の英雄
サムソン

その力の源は長い髪
その髪があるからこそ
怪力は発揮される

しかし
その英雄にも弱点が
それは
女性に気を許し過ぎるところ

ある時
敵から嫁を向かい入れ
その妻にせがまれ
自分の秘密を教えてしまう

ある時
彼女の膝の上で寝てしまった所
力の源=髪を
切り落とされてしまい
敵に捕らえられたというお話

ウェイト版は
怪力=ライオンも
女性に
なだめたり すかしたり
手懐けられる絵柄は
まさに
このサムソンの物語を
彷彿とさせますね

ね?
こんな風に
タロットと聖書の関連性は深い

しかし 日本人にとっては
聖書や宗教観は
馴染みでない
だから
こんな本を読んでみると
描かれた絵の背景が見えてきて
より奥深く
解釈することが
できるようになりますよ

そんな聖書と絵画の本を
タロットにとって何かを表すと

ⅩⅨ 太陽

タロットに描かれた絵には
意味がある
数も 色も シンボリズムも
聖書やキリスト教に触れると
その意味が
よりはっきりと浮かび出す

 

 

 

 

タロットの勉強も
色々な角度からしてみると
おもしろいですよ

あなたも
タロットの奥を
探ってみてはいかがでしょう?