何かをもらったら
お返しする
何かをしてあげたら
お返しをもらう
そう 資本主義は
そんなギブ＆テイクが基本
しかし
それは 西洋占星術でいうと
地の時代
そう 今は
風の時代になりましたからね
これからは
ギブ＆ギブ
お返しや見返りは期待せず
教えてあげる
やってあげる
プレゼントする
そんな時代が来ています
今回は
そんな ギブ＆ギブのお話を
してみたいと思います
たとば
自分が苦労して生み出したものや
試行錯誤して得た技術 知識
あなたは
それを独占したいですか？
それとも広げたいですか？
確かに・・・
苦労して生み出したり
試行錯誤して掴んだコツは
せっかく編み出したんだもの
門外不出
やすやすと教えたくない
そんな気持ち
わからなくもありません
けれど
よ～く考えてみてください
同じように困っている人が
絶対いるはずですし
独占したら
せっかく生み出したものも
自分一人で終わってしまう
そう 衰退することになったら？
どちらが良いでしょうか？
こんなお話があります
チキンラーメンや
カップヌードルの生みの親
日清食品創業者
安藤百福さん
試行錯誤し
苦労に苦労を重ね生み出した
インスタントラーメン
＝チキンラーメン
最初は 全然だ売れなかったのが
やっとの思いで大ヒットした時
安易に真似た
類似商品が次々発売
中にはコピー商品で粗悪のものまで
そうなった時
百福さんはどうしたか
怒り心頭！
意匠権や特許権侵害で
訴訟を繰り返したそうですが
その目的は？
普通なら
独占のためだと思うでしょ？
けれど
その訴訟合戦の目的は
粗悪なコピー商品の氾濫の阻止
即席ラーメンの販売独占を
する気はまったくなかったそうです
そのため
多数の会社と契約して
特許の使用許諾も与えました
それは
あのカップラーメンの時も同じ
浅間山荘事件で
カップヌードルの認知度は
一気に高まり
爆発的ヒット商品になりました
すると
やはり類似商品が次々登場
やはり
粗悪品阻止のために
法廷闘争もしつつ
正式契約を結んだ２７社の企業に
実用新案などの
使用許諾を与えたそうです
そう 秩序ある競争で
新しい商品の市場を
発展させようとした百福さん
そのお陰で
私たちは
色々な種類の
美味しい即席ラーメンや
カップ麵を
楽しめているわけです
だから
今の日本の即席ラーメン文化は
ここまで広がっているわけです
確かに
使用許諾は
ギブ＆テイクに入るかもしれませんが
粗悪品阻止のためには
致し方ない措置でしょう
けれど
その背景に
新しい商品の市場発展という
大きな目的があったことを考えると
まさに ギブ＆ギブ
1人の幸せがみんなの幸せへ
そして 時代の幸せへ続く
こういう考え方が
信頼を生み
幸せにつながるんですよね
そんな想いを
タロットに表すと・・・
ⅩⅠ 正義 Ｒ
あげたからもらう
もらったからあげる
そんなギブ＆テイクはもう古い
これからは
ギブ＆ギブで行こう
ギブ＆ギブは信頼貯金
知った情報は伝える
得た知識は教える
出し惜しみ 骨惜しみせず
みんなに幸せ広げましょ★
風の時代ですからね
シェアすること
大事ですよ
