風の時代
形あるものから
目に見えないものへ
所有ではなく共有
縦社会から
ボーダーレス
横の社会へ
そう言われると
なんだか
今までと違ってわくわくする
・・・なんて
そんな良いことばかりでしょうか？
「風の時代をどう生きる？」の
最終回は
風の時代の注意点について
書いてみたいと思います
地の時代
１８０２年くらいから
ジワジワと始まり
本格的には
１８４２年から２０２０年まで
その間に
第二次産業革命があり
日本では 明治維新が起こり
色々なことがありました
その間に起こったことは
化学、電気、石油、鉄鋼など
技術革新が進み
印刷機 自動車
ラジオ 電話などが生まれ
今では
パソコン 電気自動車
テレビ スマホへと進化
食料や飲料、衣類などの
製造の機械化が進み
大量生産の仕組みが発展
今では
安くて 良いものが手に入ったり
家にいても
買い物できるようになりました
そう考えると
地の時代には地の時代なりの
良さがあり
そのお陰で
私たちは今のように
便利に暮らしているわけです
が
その反面
大量生産によって
ゴミに溢れ
地球温暖化を引き起こしたり
格差社会が激しくなり
差別問題も
色濃くなってしまったり
負の部分もあるわけです
こんな風に
すべての物事には
必ず
光と影があります
・・・ということは
もちろん
風の時代だって 同じ
良く活用すれば
誰か一人がたくさん持っている
そんな状態から
持っている人が持っていない人に
貸したり 共有したり
協力し合える社会になるでしょう
学歴やキャリア 家柄で
認められるのではなく
個人を尊重し
誰もがチャンスを広げ
自分らしい仕事できるようになるでしょう
が！！
負の部分が大きくなったら？
そうなんです
私は
風の時代の注意点を
大きく３つあると考えます
１．孤立に注意
風の時代は 個性 オリジナリティ
その人それぞれを
尊重し 認め合うことが大事
しかし
風は 自由で
束縛を嫌い
独りが好き
実は自己完結できるんです
そう 個性と言って
人と違っても良い世界
それはそれで良いですが
自分勝手 自己満足にもなりやすい
「私は私」
それが強くなってしまうと
どんどん破天荒になり
秩序は乱れ
協力 共有なんてできなくなります
だからこそ
人とつながること
これが大事になってくるんですね
人の話を聴く
人と交流する
チーム コミュニティーの中で
自分の個性をみつめ
他の人の視線も受け入れつつ
けれど
自分軸は崩さず 自分を磨く
それは 個性を
自分勝手なものにしないため
風の時代の個性は
シェア
そうみんなのためになるものに
磨き上げる必要があるんだと思います
だから
孤立しないように
人と関わることを
大切にしたいものです
２．情報収集とその選択の重要性
風の象徴として
目に見えないもの
＝情報もあります
今 情報というと
テレビ ネット 新聞 雑誌
ＳＮＳ 口コミなど
様々な形で入ってきます
それらすべてが正しいか
たとえば
ダイエット１つにしても
お米は取らない方がいい ｖｓ
お米は取るべきだ
そんな真逆な情報が
本当に多くあります
また
有名な人が言ったから
テレビでやっていたから などなど
信じたら
実は嘘だったなんてことも
多々あります
そうなんです
溢れている情報の中には
嘘や
人を陥れるためのもの
悪意に満ちたもの
洗脳するもの などなど
目に見えないからこそ
悪用が簡単にできちゃうんです
だから
これからの時代
鵜呑みにしない
疑ってかかることも大事です
すぐに信用せず
本当に正しいのか
裏はないのか
元はどこが発信しているのか など
ちゃんとチェックする必要があります
また 正しくても
自分に合うかどうかは
また別問題
発信する方は
「自分でやってみて良かったから」と
良い情報を共有しようとしていて
有難い限り
しかし
人の顔がみんな違うのと同じで
合うか 合わないかは
その人によって違います
やってみてダメだったら
「私に合わなかった」と
別の情報を試してみる
そんな時々に合わせて
対応することも
これからは大事になってきます
情報収集＋選ぶ力を
磨かないとですね
３．便利なツールに使われないこと
風の時代の最たるものの中に
ＩＴが挙げられるでしょう
風の時代の予兆
＝１９８１年以降
インターネット パソコンが
どんどん普及し
今では
パソコンは一家に一台
それよりもっと便利な
スマホなどの電子端末は
持っているのが当たり前状態
しかし
自動車が普及し
大気汚染につながったり
プラスチックを便利に使うあまり
海洋汚染の原因になったり
道具も普及し過ぎは
負の要素になってしまいます
・・・ということは
今 便利に使っている
スマホ ネットなどのＩＴ
これも
ちゃんと自覚して
使う必要があるでしょう
たとえば スマホ
友だちとのやり取りはもちろん
出逢いも 情報も
支払いも 買い物も
ほとんどのことが
スマホ１台でできちゃう
それは
とても便利なことです
が
中には 便利を通り越して
すでに
手から離せない状態になっていて
依存している人も多いとか
そう 一歩間違えれば
便利に道具を使うのではなく
道具に支配されてしまうことに
風の時代の怖さは
ここにあります
あくまでも
人間として生きるために
ＩＴなどは便利な道具として
どう活用するか
目に見えないからこそ
支配されやすい
操作されやすい
そういうことも分かって上で
活用したいものですね
そんな３つの注意点を
タロットに込めると・・・
Ⅷ 力
情報に 便利なツールに
操られないように
なだめたり すかしたり
自分で上手にコントロール
人間力を磨きましょ★
どんなに時代が変わっても
人間の本質は
（＝自己成長欲求）
大きく変わらないと思います
だからこそ
その時代に
柔軟に合わせつつ
自分自身の軸を
持ちたいものです
