目黒 白金台 幸せをつかむ恋愛占い×カウンセリング

晩節を考える

人生100年時代

そう言われ始めて
3年くらいになります

それまで
70歳~80歳くらいで終わり
そう思っていたら
いきなり 30年も
ゴールが延ばされ驚愕した私

確かに
人によっては
それ以前も100歳以上
生きられる方もいるわけで
私もある程度
覚悟をしておく必要があると
思っている今日この頃

それ以来
何かにつけて
晩節をどう生きるかを考えています

そんな中
日経新聞の
「人生100年の羅針盤」の中にみつけた
民俗学者
吉野裕子さんの人生に
思わず魅了されてしまいました

見出しには
*全集「あとがき」とともに去る
*50歳からの遅咲き人生

思わず
惹きつけられるコピーが・・・

この方の事は
今まで
まったく知りませんでしたが
思わず見習いたいと思うところ・・・

なんでも
終戦後
ご主人が失職
家計を支えるために
津田塾大学で英語を学び
学習院女子短大で
非常勤講師として
働いていたこともあったようですが
その後
夫の事業が軌道に乗り
ずっと
専業主婦だったそうですよ

そして
50歳になった時
習っていた日本舞踊で
妙な疑問が湧いてきた

「扇を使うのはなぜ?」
「扇の起源は一体何?」

支障や歴史学者
扇の職人に尋ねても分からない
だったら
自分の足で調べるしかないと
全国各地を訪ねて
答えを探ったのが
民俗学者になるきっかけに

その調査の結果を
まとめたのが53歳

その後も
「なぜ?」 という好奇心は
様々な対象に斬り込み
「ダルマはなぜ赤いの?」から
「ダルマの民俗学」など
89歳までに23冊を出版

そして 最後に
「吉野裕子全集」全12巻として
まとめたそうです

2008年
その全12巻のあとがき
そう
独自の研究人生に
幕を引く文章を綴った2日後
体調を崩して入院

そして その約2カ月後
4月18日に
息を引き取られ
全集の最終巻が刊行されたのは
6月30日だったそうです

いかがですか?
50歳の時の「なぜ」
それを追究して
本にまとめるってすごい

私たちも何気に
「なぜ?」って思うことはあっても
それを追いかけようなんて
年齢と共に
なくなってきていませんか?

「何かを始めるのに
 遅すぎるということはないのよね」

これは
吉野裕子さんが遺された言葉
まさに
それを実感させられる人生

やっぱり
いくつになっても
知的好奇心は
人生を輝かせてくれるものですね

そんな想いを
タロットにたとえると・・・

カップペイジ

「なぜ?」「どうして?」
そんな小さな好奇心を
大事にしよう
いくつになっても
誰に何と思われても
それを追いかけたら
「わくわく」が生まれるよ

 

 

こういう先輩の人生を知ると
勇気をもらえると共に
私もがんばろう!って
思えるから不思議ですね

あなたも
身近な「なぜ」を大切に!