目黒 白金台 幸せをつかむ恋愛占い×カウンセリング

本「寂聴 97歳の遺言」

人生100年時代

精神年齢は
いつまでも18歳の私ですが 笑
実年齢は・・・
そう 60歳近くになって
考えるのは

「人が必ず迎える死」

それと向き合いながらも
どうやって生きるか

そんな時
参考にしたいのが
先輩たちの生き方

そこで今回は
今年98歳になられた
瀬戸内寂聴さんの本

昨年秋に出版された
「寂聴 97歳の遺言」を
読んでみました

瀬戸内寂聴さんというと
ご存知の方も多いと思いますが
小説家であり僧侶です
が その人生は
まさに波乱万丈

25歳の時に
夫の教え子と不倫
3歳の娘を置いて家を出て
小説家を目指し
34歳で本格的に作家デビュー

翌年
新潮同人雑誌賞を受賞するも
受賞第一作でポルノ小説と批判され
その後数年間は
文芸雑誌からの執筆依頼が
なくなったりしたことも

1963年 41歳で
不倫の恋愛体験を書いた
「夏の終わり」で
女流文学賞を受賞
以降 恋愛小説や
伝記小説を書き人気作家に

その後 出家を志し
多くの寺院の拒否を受けながらも
1973年 51歳の時
中尊寺にて天台宗で得度
瀬戸内晴美から
瀬戸内寂聴に改名されました

それから
今年で小説家63年
僧侶としては47年のキャリアを
積まれています

この本は
「生きること」
「孤独について」
「死にどう向き合うか」 など
さすが人生の先輩として
ご自分の体験も合わせながら
まるでそばで
お話してくれているかのように
書かれています

どんなお金持ちでも
どんな有名人でも
必ず迎える「死」

どんどん年を取ると
「もう歳だから」と
周囲も本人も
やることを制限してしまいます

寂聴さんも
94歳の時
血管狭窄などの治療で
長く入院を余儀なくされた時
何をしても痛みが取れず
鬱になりかけたそうです

その時
「これは私らしくない」と気付き
無理矢理にでも
楽しい事だけを
考えるようにしたそうです

寂聴さんの場合は
作家ですからね
書いてみたいテーマを思い描き
ふと 今まで出したことがない
句集を出版することを思いつき
自費出版で出版しようと決めたら
鬱が逃げて行った
なぁ~んていうお話も
書いてあります

そう 一番いけないのは
「歳だから」なんて
制限してしまうこと

やっぱり
自分の好きなこと
楽しくなることをすること

また そうなれるものを
作っておくことが大事です

寂聴さんは
文章を書く事
本を出すことが
楽しくてしかたないそうで
今でも
連載をかかえていらっしゃいます

振り返ると
黒柳徹子さんも今も
「徹子の部屋」という番組を
亡くなってしまいましたが
森光子さんも
長く舞台で
でんぐり返しされていましたよね

「好きなことをしていたら健康になる」

そう 本にも書かれていますが
これは 私も実感しています。

生きる=楽しむ

独りの時間も
楽しめるものをみつけ
日々楽しんでおけば
私の目指すところの
ぴんぴんコロリ
そんな最期も
夢ではないと思えてきます

この本を読んで
まだまだ私もこれから!
もっと楽しまなくっちゃって
改めて思えました

そんな想いを
タロットに込めると・・・

ⅩⅩⅠ 世界

人生100年時代
だからこそ
50歳は折り返し
好きなことだけやって
今からもっと楽しみましょ★

 

 

 

あなたの好きなこと
趣味でも 仕事でも
何かありますか?

今からでも
いくつになっても
遅くありません

探してみましょ!