目黒 白金台 幸せをつかむ恋愛占い×カウンセリング

本「胸キュン!?日本史」

突然ですが
「日本史」って好きですか?

私は どうも
受験で覚えるのに
苦労した記憶があり
・・・といっても
もう40年以上前のことですが
それ以来 苦手な分野

しかし
年と共に
歴史を振り返る機会が多くなり
興味が少し出てきたところです

そんな時
ラジオから聞こえてきた日本史の話
それが
歴史上の人物のこぼれ話
そのこぼれ話が
なんと 恋愛=胸キュン!エピソード

そんな本が出ているというので
思わず 興味をそそられ
読んでみました

「胸キュン!?日本史」

書かれたのは
歴史作家&歴史タレント
堀口 茉純さん

プロローグに書かれていましたが
「歴史上の人物に興味を持ってもらい
一緒に楽しむ仲間になってほしい」
・・・とのことで
日本史が苦手な人でも
歴史上の人物に
親しみを感じてもらうために
「胸キュン」=恋愛 を取り上げたそうな

・・・ということで
対象は きっと
小学生~中学生なのでしょう
絵が多い
文章はあるものの
詳しい説明やこぼれ話まど
吹き出し説明があり
漫画的な読み進め方になっています。

いや~
対象から大きく外れた
58歳には
ちょっと読みずらい・・苦笑
いやいや
「今は こんな読み進め方があるのか」
なんて 学べる本でもありました

さて中身というと・・・
第1章は
激動の戦国時代のカップル

第2章は
それぞれの時代を代表するような
有名な人が恋愛結婚したケース

第3章は
一緒いた時間は短くても
深い愛があった大恋愛カップル

第4章は
支え合い試練を乗り越えた夫婦

そして
番外編では
個性的なカップル

そんな風に
様々なカップルのエピソードが
載っています

昔は 結婚は
政略的なもの
家の利益のためにするもの
だから
当然 本人の意思は関係ない

また
子孫繁栄のためでもあるので
本妻だけではなく
側室を持つのは
当たり前

そんな時代の中
たとえば
本能寺の変で有名な
明智光秀と妻の熙子の
夫婦愛は
松尾芭蕉も
句を残しているくらい有名

まず
嫁入りの時の逸話として
熙子が嫁ぐ直前
「疱瘡」にかかってしまい
顔に痣が残ってしまったそう
そこで
家としては
年の近い妹を
嫁がせることにした時
光秀は
「姿形は移ろいやすいが
心根は変わらない」とし
熙子との結婚を願ったと
伝わっています

また
夫の出世がかかった大事な時
なんとか
お金を作らねばならなかった時
熙子は
自分の黒髪を売り
必要なお金を作ったという
逸話がこの本にも
取り上げられています

その時代の
女性の黒髪は
どんなに大切だったことか
また
「疱瘡」で顔に痣があった
熙子にとって
大切な黒髪を切り落とすとは
どんなことかは
想像するだけでも
光秀に対する想いが
伝わってきますよね

そんな逸話を知ると
あの本能寺の変を起こした
明智光秀の印象が
なんだか
違ってものになってくるのが不思議

それ以外にも
坂本龍馬とお龍
徳川家茂と和宮
伊達政宗と愛姫 など
興味深いカップルのお話も
載っています

それにしても
こういう逸話は
歴史を創った人たちの
人間臭さを感じられて
身近に感じられるものですね

そんな想いを
タロットにたとえると・・・

ⅩⅧ 月 逆位置

遠い昔のお話だけど
人間らしい逸話を知ると
本当にあったことだと
おぼろげながらも
感じられる
歴史って面白い

 

 

「日本史は
日本の歴史を作った
人々の人間ドラマ」

大人になった今だからこそ
教科書で習ったことだけでなく
色々な逸話
知りたくなりました

日本史
勉強してみようかな・・・?
そう思い始めた私です