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映画「決算!忠臣蔵」

この季節になると
今でも
テレビや映画 舞台の演目になる
忠臣蔵

「今までとは違う観点で描かれた」
ということで
観に行ってきました

「決算! 忠臣蔵」

この時代のお金は 「文」
この頃 いつこでもどこでも
気軽に食べられた
おそばは1杯 16文
現代にたとえると 480円だそうです

もっと身近にたとえると
スタバのソイラテ グランデ470円
昔のおそばは
スタバのコーヒーくらい
身近だったんですね

そんな風に
現代のお金の感覚に変えて
描いているので面白い
確かに
今までの忠臣蔵とは
描き方がまったく違う
忠臣蔵の裏話というか
打ち明け話のようで
思わずなるほど!と唸ってしまいました

この映画を観て
もっと知りたくなった私は
この映画の元になったという本
じゃ~ん

「忠臣蔵」の決算書
これも買っちゃいました

・・・ということで
この本の中に書かれていることを
抜粋すると
忠臣蔵といえば
殿ために忠誠を誓い
仇討ちを果たした
47士のお話

元禄の世においても
赤穂事件は
瞬く間に広まり
46士切腹のわずか12日後に
早くも
江戸の中村座で
「曙曾我夜討」という題名で
芝居にされたそうですよ

しかし
これは即座に
幕府から上演禁止を命じられ
本格的なものは
討ち入りから
46年後になったとか

この赤穂事件
本来は幕府を
傷つける事件でありながら
武士の「忠義」の美談とされたため
関係史料を記録 保存することに
制約が無く
色々な文書に残されているそう

その中でもこの本は
大石内蔵助が遺した
「預置候金銀請払帳」なるものを中心に
考察されたそうです

映画にも描かれていましたが
大石内蔵助をはじめとする
赤穂浪士たちの金銭の使用状況
その当時の風潮
そして根底にある武士道

だから
大石内蔵助は
「昼行燈」=ぼんやりした人と言われながら
あのタイミングの討ち入りだったのかと
改めて考えさせられた映画でした

大石内蔵助が
討ち入りするまでの姿を
タロットにたとえると・・・

カップⅣ

きっと
お家のため
みなのため
殿のため
悩んで 考えて 思案して
今しかない!
そんなタイミングだったんだ

 

 

 

軍資金であるお金
元禄12年12月13日の決算書では
預かったお金は
一銭残らず使い切られていたそう
ただし
今後残される
子供たちの助命、嘆願のための資金
百両を除いては・・・

時代背景 武士道
そして それにまつわる資金
それを考えながら
また 忠臣蔵を観てみてはいかがでしょ?