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映画「ロケットマン」

今回は
先日観てきた「ロケットマン」

エルトンジョンの半生を描いた
ミュージカル映画を
ご紹介してみましょう

ところで
エルトンジョンは知っていますか?

実は 私は
「YOUR SONG」が大好きで
お気に入りに入れて
よく聴いていますが
それ以外はあまり良く知らず
今回 映画を観て
初めて知ったことばかり

・・・ということで
改めて知ったことを書くと
エルトンジョンは
グラミー賞を5度受賞
世界一売れたシングルの記録保持者
シングルやアルバムの累計セールスは約3億枚
現在は72歳の
イギリスのシンガーソングライター

若くして成功街道をまっしぐら
しかし 本当は
愛を求めて 愛を探して
本当の自分を追い求めていたんですね

両親の不仲で
愛が欲しい でも叶わない少年時代
音楽で世界に認められているのに
心は穴が開いたまま
同性愛者の
恋人から利用されながらも
抜け出せない関係
そんないつも本当に愛してほしい人から
愛を得られず傷つき
また売れ続けるプレッシャーで
薬物依存 過剰摂取 虚飾に走り
どんどん壊れていく自分

しかし そんな中でも
しっかり彼の中には
音楽があり
本当の理解者がいたんですね

エルトン・ジョンの作品は
曲は もちろん彼ですが
詩は バーニー・トーピンが
基本的に手掛けていて
1969年のデビューから
2019年の現在まで約50年
分業体制なんだそうです

そんなバーニーとの出会いも
この映画では描かれています

レコード会社の公募広告を見て
応募したエルトン
「曲は作れるけど 詩は苦手で」
そんな発言に
担当者は
同じく応募してきた
バーニーの封書を渡します

それから
始まったんですから
まさに運命の出会い

さらに
私の大好きな曲
「YOUR SONG」が生まれるシーンも感動的
何気ない朝の食卓
バーニーが詩を書きエルトンに渡し
それを読んだエルトンが
インスピレーションで
ピアノに向かいメロディーを紡ぐ
そんな風にして
まるで天から舞い降りてきたように
生まれたのが
あの「YOUR SONG」なんです

この歌詞・・・
普通に捉えれば ラブソング
けれど
この映画を観ていると
ラブソングというより
バーニーがエルトンと出逢えたことを
書いているように感じます

「君がこの世界にいだけで
 この人生は素晴らしい」

この想いと
さらに つけられた
日本語のタイトルは
「僕の歌は君の歌」
まさに この2人の
運命の出会いを曲にしたよう

そんな風に始まった2人ですが
どんどん壊れていくエルトンに
バーニーさえも
離れる時期がありました

それは
エルトンがどんどんスターになっていき
衣装などが大げさなものに
なっていったとき
「そんなことする必要はないんじゃないか」
そう伝えるバーニー

けれどそれを跳ねのけ
どんどんアルコールとドラッグに
溺れていくエルトン
そこで バーニーは
彼から離れていきます

しかし
それは拒絶したのではなく
エルトンの才能を
誰より知っているバーニーは
彼を信じ 待っていたのかもしれません

両親から 恋人から得られない愛
けれど
こんな身近に
彼の才能を引き出し
切磋琢磨できる相手
それが 今もなお続いているって
すごい!

そんなエルトンとバーニーの出会いを
タロットでたとえると・・・

ⅩⅩ 審判

それぞれの道を歩いてきて
ほんの一瞬の接点
それを掴むか掴まないかで
人生は大きく変わる
それが運命の出会い

「YOUR SONG」意外は
良く知らないと思っていたら
聴く曲 聴く曲
なぜか知ってる

あれも これもエルトンの曲だったのね~
なんて 思わす懐かしく思える映画

あなたもぜひ いかがでしょ?