秋と言えば・・・
そう「読書の秋」
けれど
活字離れも進んでいる今日この頃
だったら
長編の本ではなく
じ～んとくる大人の絵本は
いかがでしょう？
今日ご紹介するのは これっ
「１００万回生きたねこ」
これは有名な絵本なので
読んだことがある方も
多いかもしれません。
佐野洋子さんが
１９７７年に出版された絵本
もちろん絵本だから
こどもにも向けて書かれたものですが
この世界観は 大人にならないと
そう 年齢的にではなく
精神的に大人にならないと
わからないのかもしれません・・・
物語は あるトラねこの輪廻転生を描いています
あるときは 一国の王様のねこ
あるときは 船乗りのねこ
あるときは 泥棒のねこ・・・などなど
１００万回死に また生まれ変わり生きるねこ
１００万人の飼い主は ねこの死を悲しむけれど
ねこは 死ぬのなんか平気
そして あるとき野良猫に生まれ変わったとき
ある白いねこと出会います
ラストは・・・
「ねこは もう けっして
生まれ変わりませんでした」
その文章だけ読むと
なんだか 悲しい終わりのようですが
それが・・・実は・・・
「・・・・ふぅ・・・よかった・・・ぁ・・・」と
ため息交じりに つぶやいてしまいます
この絵本をタロットにたとえると・・・
ⅩⅩ 最後の審判
愛されることだけでなく
愛すること
愛することだけでなく
愛されること
同時にあるから
大切なことを学ぶことができる
この本は とっても
私の月（＝感情）の蠍に ズキュンとヒット
特に 水の星座（蟹座 蠍座 魚座）の皆さんには
おススメですよ
