目黒 白金台 幸せをつかむ恋愛占い×カウンセリング

プチ東京放浪旅行57~雅叙園・百段階段

桜に誘われて
VITARIEサロンから
目黒方面へ
ふらふら散策
そしたら急に閃いた

「雅叙園の百段階段を
しっかり見たことない!」

何を唐突に思ったのでしょう
これも何かの啓示?!
とはいえ
思い立ったら吉日
ふらふらついでに行ってきました

目黒雅叙園
現在 ホテル雅叙園東京は
結婚式場として有名
実は 目黒出身の私
小さい頃から
歴史ある建物
古いけど絢爛豪華な内装
特に広くて厳かなトイレが
印象に残っています

1991年
目黒川の河川工事に伴い
今の新施設になり
新しいけれど
歴史も感じさせる施設に
生まれ変わりました

その中でも
百段階段は
1935年に建てられたもの
そのままに残されたものです

さぁ いざ!
百段階段へ
入り口入ると左手の
厳かなエレベーター

それが
百段階段へのスタートです

エレベーターの中も

あら すごい!

この装飾は 「螺鈿」
漆で貝を張り付けて
模様を出す工芸だそうですよ
これだけで
なんだか十分
・・・なんて
料理にたとえると
前菜なのに
いきなりステーキが出てきた感じ
いやいや これから これから

今度こそ さぁ 出陣!

百段階段とは通称で
旧目黒雅叙園の3号館
食事を楽しみ
晴れやかな宴が行われた
7部屋を繋ぐ
長い階段廊下

階段は 厚さ約5センチの
ケヤキ板だそうですよ

お部屋は


十畝の間


漁樵の間


草丘の間


静水の間


星光の間


清方の間

そして


頂上の間
どれも部屋というより
美術品

部屋だけでなく

廊下の天井や



きっと電話が備え付けられていた?
こんな所も
歴史の重みを感じます

階段には
段数がわかるようになっていて
最後は

1段1段カウントダウン
しかし ラストは

100ではなく 99!
そう 通称 百段階段ですが
なんと実は
99段階段なんです

その理由は
諸説あるそうですが

古来中国では
奇数がおめでたい数字と
言われていたから とか

あるいは
100は完璧な数字で
後は満月が欠けるが如く
衰退をイメージするから
1つ手前の99にした とか

確かに
他の神社やお寺でも
完璧にせず
これからも
一層発展していうという
想いを込めて
あえて
1つ欠けさせてあるという話を
聞いたことがあります

そんな想いが
現実化し
今 こうやって
私たちが観て
感じられる場所になっているんですね

百段階段の99への想いを
タロットにたとえると・・・

ⅩⅩⅠ 世界 R

完璧で終わらずに
1つ欠けて状態は
みんなの笑顔や想いが入って
やっと完成できる
だから
楽しみは永遠に続いてく

 

 

もちろん百段階段だけでなく

他にも

昭和の竜宮城を

感じさせる雅叙園

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