ようやく行ってきました
新・北斎展
ＨＯＫＵＳＡＩ ＵＰＤＡＴＥ
実は ２度目のトライです
１度目に行った時
待ち時間６０分以上をいうことで
思わず断念
今回も
４０分待ちでしたが
前回よりは短いので
ここは粘って観ることに・・・
いや～
来場者の数もすごいですが
作品の数も 半端ない！
作品数約４８０件だそうで
細かいものから大きなものまで
そして
２０歳のデビュー作から
９０歳の絶筆まで
その繊細な線・色
その大胆な構図
その迫力ある筆遣い
見応えのある展示です
そんな
作品もさることながら
北斎という人物の生きざまも
感じられる展示
北斎は 絵の才能に奢ることなく
絵を描きたいという純粋な意欲
そして 貪欲に絵を研究した人
その証拠として
北斎の代表作は
富獄三十六景など
７０歳過ぎてから描かれたものが多いこと
本人も
７５歳の作品「富獄百景」のあとがきで
７０歳以前の作品を
「どれも取るに足りない」と言い切り
さらに
「８６歳になれば もっと上手くなり
９０歳で奥義を窮め
１００歳となったときには神の領域に達し
１１０歳からは生きているかの画が描けるはず」って！
当時は 平均寿命５０歳にも満たなかった時代
そんな中
７０代で今までやってきた版画を捨て
絵本や肉筆画に傾注
７０歳から絵師としての本領を発揮
９０歳まで描き続けるなんて
人生１００年時代に突入した私たちにとって
いくつになっても
挑戦していくこと
向上心を持つこと
人が何と言おうと
縛られずに自分らしく生きること
その姿勢は
良いお手本になります
そんな北斎を
タロットで表すと
Ⅸ 隠者
自分の理想はただ１つ
それだけを目指し
模索し 探求する
誰にも縛られず
自分１人進む道
人生５０歳時代
９０歳で亡くなっている北斎
本人としては
それでも
まだ道半ばだったかもしれません
それにしても・・・
人の倍近く生きた
北斎が
今の時代だったら？
人生１００歳時代だから
う～ん・・・
１７０歳から本領発揮
１９０歳くらいまで生きたってこと？
もしかしたら
あなたも 私も？
そこまで生きられるかもしれません
・・・ってことは
まだまだ頑張らなきゃ！ ですね
