2021年11月9日
99歳で亡くなられた瀬戸内寂聴さん
本当は直接 法話等お聴きしたかった
「いつか」「いつか」・・・
そう思っていたのに結局実行せず後悔
そんな中
8月3日~8月22日まで
日本橋高島屋で
「瀬戸内寂聴展」が開催されていると聞き
「これは行かねば」と行ってきました
今回は
そのご報告をさせて頂きます
瀬戸内寂聴さんといえば
天台宗の尼僧であり 作家
その人生は
みなさんご存知だと思いますが
まさに波乱万丈
しかし
時代の波に飲まれずに
女性としても 人としても
生き切った方
まさに 憧れの存在です
特に
寂聴さんの26歳の時
夫と3歳の娘さんを置いて
作家になる生活を選んだという話
それは まさに
自分も同じ年頃に
結婚生活を後悔
息子を置いて夜逃げした経験と重なり
すごく心惹かれたことを思い出します
今回の展示は
寂聴さんの残した言葉
交友関係
法話の映像などなど
生前そのままのエネルギーに
触れることが出来ます
入口には
400冊以上の作品
本がずらり・・・
それを一冊 一冊見ていると
一時期 むさぼるように
寂聴さんの本を読んだ記憶が
蘇ってきます
そして
他の展示とは
明らかに違う空間には
得度式の映像など
その時の様子を感じられます
その他にも
住まれていた寂庵の様子
作家活動の拠点書斎の再現
また
ご自身が作られた土仏など
そこには
まだ温かい生活を
垣間見ることが出来ます
それにしても
会場で流されていた映像でも
寂聴さんが言われていたこと
「人は必ず死ぬんですから
みんな一緒に逝きましょう」
私も還暦を迎え
死を意識するようになった今日この頃
笑顔で ジョークを交えながら
話す姿を改めて観ていると
死も怖くないなって思いますし
こんな風に
勇気を伝えられる生き方したいなって
改めて思いました
そんな想いを
タロットに例えると・・・
ⅩⅦ 星
まさに夜空に輝く星のよう
時には 憧れ 道しるべ
時には 静かな希望
私もそんな生き方目指したい
改めて
書かれた作品
読み返してみようと思って
さっそく本をポチリ!
今年の秋は
読書の秋になりそうです
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