好きな言葉の1つに
「ケセラセラ」 があります
日本語にすると
「なるようになる」とか
「なんとかなる」
しかし この
「なるようになる」と「なんとかなる」
大きな違いがあると
私は思っています
今回は
その考え方を書いてみたいと思います
さて
「なるようになる」も「なんとかなる」も
両方とも
流れに身を任せる
そんな意味が含まれています
美空ひばりさんの歌
「川の流れのように」ではありませんが
人生には
人がどうすることもできない
運命の流れが存在します
良い時は
くるくると良い方向へ流れて
悪い時は
どんなに逆らっても
前に進めないこともあります
だから
ケセラセラ
そんな風に
身体の力を抜いて
流れに身を任せた方が
意外にうまく行くことが多々あります
しかし
「なるようになる」と「なんとかなる」
その違いを
タロットで説明してみましょう
まず 「なるようになる」は
0 愚者
そう 正位置です
この愚者に描かれている人物は
崖の先がないのにも関わらず
歌でも歌っていそうな
能天気な様子
確かに
能天気でリスキーではありますが
流れに身を任せなければならない時って
人生の中にも
たくさんありますよね
たとえば
受験や資格試験の時
試験のその日に備えて
勉強して 準備する
「どうせダメ」とか「落ちちゃうかも」なんて
心配して不安がっているより
やるだけのことはやっておく
そして
当日 さらには 結果は
もう天に任せるしかありません
そうまさに
やるだけのことはやってケセラセラ
「なるようになる」と
腹をくくって
結果は天に任せるという心境が
この「愚者」正位置なんですね
それにひきかえ
0 愚者 逆位置はというと
逆位置の意味の考え方としては
もっとリスキーさが増す感じ
そう たとえるなら
試験が控えているのに
明日やろう 明日やろうと
先延ばしにして
試験の前日
やろうと思ってたのに
机の上で寝て朝を迎えた
そんな状況でしょうか・・・
もうこうなったら
「なんとかなる」なんて
希望的観測で臨むしかありませんね
まさに
何もやらずに ケセラセラ
「なんとかなる」
確かに
たまたま覚えていた所が出て
意外に点数が取れて合格
なぁ~んて
うまくいくこともありますが
ほとんどが 撃沈ですよね
そんなリスキーさが
「なんとかなる」の方が
大きく表れていると思います
だけど
この「なんとかなる」は
若い頃は良いでしょうが
もう この年齢になると
そんなドキドキ ハラハラは
寿命を縮めます
だから
目指すはやっぱり
やるだけのことやってケセラセラ
「なるようになる」で行きたいものです
そんな想いを
タロットにたとえると・・・
0 愚者
なるようになる
やる前から
先の心配しても答えは出ない
だから
やるだけのことやったら
ケセラセラ
後は天に任せよう
想い通りになっても ならなくても
それは天の計らい
自分にとって最良の結果
大丈夫
天はあなたの味方ですよ
さて
あなたは
「なるようになる」タイプでしょうか?
それとも
「なんとかなる」タイプでしょうか?
どちらにしても
この愚者のように
不安や心配ばかりせず
今を楽しみたいものですね
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