ラジオを聴いていたら
「このコロナ時代
同じように
コレラをタフに生きた
江戸っ子に学ぶべきだ」
そんなお話が
耳に止まりました
そして
思わず買って読んだ本が
こちら
「安政五年江戸パンデミック」
著者は
落語家 立川談慶さん
なんでも
慶應大学経済学部を卒業し
ワコールに入社
3年後に
立川談志の弟子として入門
当初は「立川ワコール」と
名乗っていたそうですよ
そんな落語家ならではの視点で
今のコロナと
安政5年のコレラの流行っていた時代との
共通点や
江戸っ子の乗り越え方を
紹介してくれています
たとえば
「江戸」と「令和」に共通する
社会システム
高札は
東京都の広報ホームページ?とか
ウィーバーイーツは
現代の「棒手振り」?とか
百姓一揆は現代における
#ハッシュタグ効果 とか
読むとなるほど・・・
江戸時代と令和の今の時代も
呼び方や変化はあるものの
今も昔もそうだなと思えるものが
意外にありますね
また古典落語も
よく内容を聞くと
今の世のヒントにもなるものが
けっこうあるんですね
そして
なんといっても
「コレラ」を「コロリ」と言い換えるのが
江戸っ子のユーモア―だと
談慶さんは言います
「ころりと死ぬ」というような
意味合いでしょうが
恐怖の病気すら
笑すらこぼれそうな語感に
置き換える
この語感が実は大事だとか
たとえば
「花粉症」「水虫」など
音からして
大したことではないかなと
察知できる
それに対して
やはり怖く感じるのが
「がん」
音からして
「ガーン」と響く
もしこれが
「ポン」だったら・・・
想像したらおかしくなりませんか?
そう考えると
緊急事態宣言の後に
施行された
「まん延防止等重点措置」
最初それを略して
「まん防」と言い始めてましたが
思わず
この本の語感を
思い出してしまいました
今では色んな理由から
「まん延防止」と言われるようになりましたが
語感は大事
笑いは
免疫力アップに直結
江戸っ子のように
元気にたくましく
このコロナを乗り越えて
今の私たちのように
「令和っ子もなかなかやるな」
なんて
思ってもらえるように
なりたいものです
そんな想いを
タロットにたとえると・・・
カップⅤ R
起こっている事を
嘆いて悲しむより
裏をかいて
笑い飛ばそう
そんな知恵と勇気を
江戸っ子から学びましょ★
起こっていることは
変えられませんからね
その受け取り方は
人それぞれ
せっかくなら
今を楽しみましょ