1都3県に
緊急事態宣言が再発令
まだまだ辛抱が続いています
・・・と あえて
「辛抱」
と書きました
そう
「我慢」ではなく・・・
え~?
そんなのどちらも同じでしょ?
なぁ~んて思ったら大間違い
この今だからこそ
「辛抱」と「我慢」の違いを
考えてみましょう
どちらも
耐え忍ぶ感じは同じです
が 色々調べると
意外に大きな違いがあるようです
まず 「我慢」
調べると
我慢とは 仏教の煩悩の1つ
強い自己意識から起こす
慢心のことだそうです
ですから
自分がしたくないことや
嫌なことをこらえること
自分は納得していなくて
その不満の気持ちを
抑えることが 「我慢」
そう考えると
自分を高く見て
他人を軽視する感じで
受動的とも言えるでしょう
それに対し
「辛抱」は
世のため人のためや
自ら志したものを
実現するための努力に伴う
辛さを表したものだそう
だから
不満や納得いかない気持ちは少なく
「それはそれで仕方がない」と
受け入れた状態なんですね
その受け入れるという状態は
よりよい未来に向かって
進む原動力にもなります
そう 自ら辛さを
前向きに捉えることなので
能動的とも言えます
ね?
同じような意味なのに
いやいや
未来に光りがあるのと暗闇のままか
実は そんな違いが
漢字の奥底には
潜んでいるんですね
「我慢」は
自分の納得いかない気持ちを
無理矢理抑え込みますから
ずっと自己執着している状態
けれど
その原因等見て見ぬふりするので
未来の光は見えてこない
「辛抱」は
辛さを抱くと書く
それを想像したら
卵を抱いて暖めて
ひながかえるイメージしませんか?
そう
辛さをぎゅっと抱きしめて
暖めていたら
漢字の横棒が増えて
辛さから幸せになる感じ
そう思うと
未来に光が見えてきますよね
またある人は
こう表現していました
我慢の「まん」は不満のまん
だから爆発する
けれど
辛抱の「ぼう」は希望のぼう
いずれ実ります って
ね?
だから
今こそ 「辛抱」という言葉を
使いたいと思います
そんな「辛抱」を
タロットで表すと・・・
ⅩⅡ 吊るされた男
先が見えない今
イライラしても ジタバタしても
何も変わらない
だったら 静かに受け入れよう
「明けない夜はない」
より良い明日を信じて
辛抱しましょ★
タロットの「吊るされた男」は
ほら
吊るされた男の頭に
後光が射していますよね
これが
世のため人のためや
自ら志したものを
実現するための努力に伴う辛さを
「それはそれで仕方がない」と
受け入れている状態を
表しているんですよ
けれど
逆位置になると
「なんで私ばっかり!!」なんて
我慢が爆発した状態を表します
こうやっていると
後光が
爆発の光に見えてきません?
・・・ということで
逆位置ではなく
正位置の「吊るされた男」状態を
私も あなたも目指しましょ★