三谷幸喜監督の映画
またまた 観てきました
「記憶にございません!」
映画監督作品8作目だそうです
いや~ 実に
面白かった!
そして
ちょっと考えさせられました
ということで
この映画を
私なりにご紹介してみますね
今回の物語の主人公は
記憶喪失の総理大臣
しかも
国民から嫌われ
史上最低の支持率2.3%を
叩き出した黒田総理大臣
ある日
一般市民の投げた石が
頭に当たって記憶喪失に・・・
そんな奇想天外なストーリーは
さすが
三谷監督ならではです
しかも
金と権力に目がない
悪徳政治家が
記憶をなくして
善良で純朴な普通の「おじさん」に。
そんな純朴なおじさん
今まで自分がやっただろうことを
垣間見て
自分のあくどさにびっくりする辺り
思わず笑っちゃいます
しかし
進めようとしていた
私利私欲の政策や
自分の状況
最悪な関係になっている
妻や一人息子との関係などが
わかってくればくるほど
「これではいかん!」と
勇気を持って
修正していくんですね
その辺り
なんだか人間なら
みんなこういうこと
あるんじゃないかって思ってしまいました
人間 つい自分に甘く
「これくらいならいいか」なんて
嘘ついたり 見て見ぬふりしたり
それが 最初はちょっとでも
どんどん大きくなり
「こんなはずじゃなかった」なんて
思わず後悔しても
「今さら修正できない」っていうこと
あったりしません?
たとえば
仕事の選び方
本当はやりたいことがあったけど
それをするために
お金を稼ぐと始めた仕事
気が付くと
やりたいことは遠くになり
それでも
収入がなくなるのが怖くて
惰性で仕事を続けている とか・・・
恋愛結婚したはずなのに
一緒に暮らしてみて
「こんなはずじゃなかった」
けれど
波風立てるのは嫌だし
路頭に迷うのも嫌だから
向き合うことを避け
続けてしまっている夫婦関係 とか・・・
まさに
ボタンの掛け違え
最初の違和感で
修正しておけば
どってことないことも
それが続いてしまうと
修正が困難になりますよね
そんな時
この映画のように
記憶がなくなったら・・・
生まれ変わってリセット
そうせざるを得なくなったら
その方が覚悟ができて
良いかもしれません
この映画を観て
やっぱり
人生生きるなら
「こんなはずじゃなかった」人生ではなく
自分に自信を持って
生きていきたいですよね
そんな想いをタロットに表すと
ⅩⅢ 死神
「こんなはずじゃなかった」
そう思ったら
人生 いつでもリセット
今までの自分を
大きく変えて
心機一転しちゃいましょ★
この映画を観て
人間の素は
みんな善良なんだな~と思います
それが
環境によって
色々変わっていく
けれど
それをいつでも修正できる勇気
持っていたいですね