8月もあと残りわずか
夏も残り少なくなった今の時期
あなたは どんな曲を思い出しますか?
私の真っ先に浮かぶ曲は
井上陽水さんの「少年時代」
そして
1999年公開の
映画「菊次郎の夏」の主題歌になった
久石譲さんのピアノの曲「Summer」
「少年時代」は1990年のリリースですから
どちらも古い曲で申し訳ない
しかし
55過ぎの世代には
たまらない曲です
まず 「少年時代」の
胸キュンポイントは
ピアノのイントロ
陽水さんの透き通るような声
そして 独特の歌詞
この3つが揃って
夏の終わりの物悲しい情景に
包まれます
特に歌詞は 独特で
陽水さん曰く 「雰囲気で創った」そうな
たとえば・・・
♪夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
8月は夢花火 私の心は夏模様♪
風あざみ という植物はなかったり
夢花火や心は夏模様も 雰囲気ですよね
♪夏祭り 宵かがり ♪ というのも
日が暮れて間もなくの頃
夏祭りの灯りが夕日のように浮かぶ感じ・・・?
・・・てな具合に 歌詞だけ読むと??ですが
曲にのって 透き通った声で歌われると
とっても神がかり的な言霊があります
これぞ 日本人にしかわからない世界観
これがたまらなくいいんですよね
そして
久石譲さんの「Summer」
映画の曲としてだけでなく
後に トヨタ・カローラの
CM曲にも起用されるなど
BGMとして耳にされている方も
いるかもしれません
この曲を聴くだけで
ひまわり畑が
セミの声が
じりじりとした暑い中を
思いっ切り走った
子どもの頃の情景が蘇ってきます
特に曲の出だしは
♪き~んこ~んか~んこーん♪
そう
学校のチャイムの音階から始まるので
誰しも懐かしさを感じてしまうんですね
もう20年経っていますが
20年経っているようには感じない曲
いつでも どこでも
子どもの世界に呼び戻してくれる曲です
そんな「少年時代」と「Summer」
この2曲をタロットにたとえると・・・
ワンド Ⅱ
今は まだ夏
だけど 確実に
背中から 秋が迫ってくる
そんな
この時期にしか味わえない哀愁を
たっぷり 味わおう
それにしても・・・
「Summer」の楽譜
楽譜を購入した頃は
まだワールドトレードセンター
ツインタワーがしっかりあった頃なんですね
これもなんだか
心に沁みます
それはさておき
さぁ 2019年の8月も残り4日
思い残すことがないように
あなたも しっかり味わいましょ★