人間には 生きていくために
いろんな力が 備わっています。
それは 危険を察知したり
チャンスを感じ取る直観力や
怪我や病気を治す自然治癒力 などなど
その中で 今回は
うまく使うとすごい威力がある
思い込みの力に注目してみましょう
思い込みの効果で
「プラシーボ効果」って知っていますか?
これは偽薬効果とも言われ
薬でない物(=プラシーボ)を飲んだのに
「この薬はよく効くよ」と言われ
そう思い込むことによって
薬の飲んだ時と同じように
症状が回復する効果などを意味します
この効果を期待して
たとえば
新薬の開発の時のテストにも活用されたり
睡眠薬を継続して処方すると危険な場合
ビタミン剤を睡眠薬だと処方することも
医師法では認められているそうな・・・
実際に
ただのウーロン茶でも
お酒が入っていると思い込むと
ぽーっと赤くなってきたりしません?
他にも
このタオルを持っているとツイてる とか
勝負の前にカツを食べる など
おまじないや験担ぎも
この思い込みの効果の一種かもしれません
それくらい
よし!絶対うまくいく!!
なぁーんて 思い込めば思い込むほど
人間は ちゃんとうまくいかせる仕組みを
持っているということです
さて 実は その反対の作用
「ノーシーボ効果」というのもあります
さっきの例と同じように
「これは 副作用を起こす薬だ」と言われて飲むと
実際に副作用が現れるなど
マイナスに働くこともあるんです
・・・ということは
「絶対うまくいきっこない!」とか
「私はダメだ」なんて
悲観的に思い込むと
現実に失敗を引き起こしてしまうんです
だから やるだけのことはやったら
あとは 「絶対 うまくいく!」と
プラスに思い込むこと
それが 成功ための
最後の後押しになるんですね
やるだけのことはやったのに
いつも本番で失敗してしまい
「ほら やっぱり!」なんて思っているあなた!
今から そう思うのはやめましょう
とは いっても
そう思い込んでも
そうならなかったら ショックだもの・・・
なぁーんて
弱気になる人の気持ちも よーくわかる
失敗した時のショックを和らげるために
心の準備をしておきたいんですよね
しかも 失敗すると思っていて
うまくいったら喜びが倍増
得した気分を味わえる
だから マイナスに想定することを
やめられない・・・
実は 私もそうでした
そこで
まずは小さなことから試してみましょう
たとえば
「明日の朝は 6時に起きる」とか
「明日の会議では ちゃんと報告できる」など
身近なことから
もちろん 事前に準備をおこたらず
やれるだけのことはやって
あとは 思い込む
そうやって小さな成功を積み重ねると
自分への信頼度も上がってきます
そうやって考えてみると
うまくいっている人と
うまくいかない人の違いは
そんなに大きな差はない
やるだけのことをやった後の
最後の仕上げ=思い込みの力だと
私は 思います
そんな思い込みの威力を
タロットにたとえると・・・
Ⅰ 魔術師
スタートするための
スキルも技術も用意した
あとは
絶対 成功させる!という
その強い意志
さぁ 自分を信じて
出発しよう!
それにしても
思い込み威力は絶大です
経験を1つ語るとすると
「明日の朝 絶対これをやりきる!」と決めると
それが完成できる時間を予測して 目が覚めること
目覚ましのセットが6時だったとしたら
時間が足りない分前倒し 5時や4時に
おもしろいことに
時間が余るなら 6時には目覚めず
時間が余る分だけ寝坊する
結果は どちらにしても
決めた時間内に やり切れるのが不思議です
適当に思い込んでもダメですが
自分の中で「絶対!」と思うと
そのスイッチが作動するんですね
ぜひ あなたも
思い込みの威力
試してみては?